こんにちは！相続未来図です。

今回は、
「他の相続人が遺産の分割協議に応じてくれない」
ケースについてお話をさせていただきます。

遺産を相続人の間で分けるときに
相続人全員で遺産をどのように分けるかを話し合う
「遺産分割協議」という分け方があります。
この話し合いに他の相続人が応じてくれない場合
ですが、どうしても解決できないときは、
家庭裁判所に「遺産分割調停手続」をする方法が
あります。
「遺産分割調停」とは、裁判官と調停委員が中立公正な
立場で遺産分割の調整に努め解決できるように斡旋する
ものです。
しかし、もしも家庭裁判所でも遺産分割が不成立に
なった場合、高等裁判所へ不服申立することに
なります。

他の相続人が遺産の分割協議に応じてくれない場合は
このような方法で解決することはできますが、
何度も裁判所に通うことになり、
“残された人”への負担も大きくなります。

ですので、“遺産を残す人”が”残される人”に
生前から遺産の分け方について話をしておくことや、
また遺言書をきちんと残しておくことが
とても大切かと思います。

以上が、
「他の相続人が遺産の分割協議に応じてくれない」
ケースについてのお話でした！

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