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第46回 専門家の使い方について

2023.12.22

こんにちは!相続未来図の志田です。

志田農園ではこんなに大きな長芋が育ちました!
少し細身ですが80cm!

取れたては瑞々しくてシャキシャキで絶品の長芋。
この時期は長芋だけでご飯3杯はいけます。

さて、今回以降はご相談の事例についてお話しします。
その前に相続対策をはじめ相続についての話題は
センシティブで話しにくい話題
とお思いではないでしょうか?
次の世代のことを親の世代に話すこと自体、
ハードルが高いものです。

親世代も子供世代も仲良く承継できるに越したことはない。
けれども何をきっかけに話したら良いのだろうか…

子供世代は色々考えているものの、
親世代がどう考えているのかわからないと
親世代が何をどう思っているのかを探る様な事になり、
なんだか悪いことをしている様で気が進みません。
実はこんなケースのご相談は多いのです。

では別の視点で考えてみましょう。
もし何も話せないまま、何も対策することができずに、
いま相続が起こったら…

まず、何が問題となるでしょうか?
そして誰がどのように困るのでしょうか?

配偶者と子供一人の場合以外は
人間関係の部分で問題が発生する可能性を秘めています。

親世代から子供世代に相続されると
今度財産について話さなければならないのは子供達です。
兄弟姉妹で財産について話し合うのは
親に話すよりも重いことではないでしょうか?

このように、いま相続が起きたら、どんな問題があるのか?
また誰がどのように困るのかを考えて、
何も問題が起こらなければ、いまこの話題について
お話しすることはありません。

しかし何らかの問題がある、もしくは何が問題になるか
わからない場合は注意が必要
です。
こうなると話し合いの場を設ける必要がありますが、
なかなか親には話しにくい。

そんな時に
「相続対策で頼れる人たちがいるから
 ちょっと一緒に会いに行こう」

という形で私達をフックに使っていただくと、
子供世代の思いや姿勢が伝わり、
そのタイミングから話ができる様になると
私達が会わずとも良い方向に進むこともあります。

まずは「いま相続が発生したらどんな問題が起こるのか?」
そして問題が明確、もしくは何が問題か分からない場合は
「頼れる人いるから一緒に行こう」
という2段構えで考えてみてください。

前段が長くなってしまいました。
今回は以上です。
次回から事例のご紹介をさせていただきます。

ほうほう、なるほど。
「いま相続が起きたらどんな問題があるだろう…」
「確実に相続税の納税や土地を上手に分割する必要が
 あるな」
と気になる方は「相談してみる」・「ご相談はこちら」から
お問い合わせください。